コロナによる営業再開のガイドラインとは?各業種の対策方法について解説!
「営業再開したいけれど、コロナウイルスの対策には何をすればいいのだろう…」
これから営業を再開する上で、そのような悩みを抱えた方は多くいると思います。
営業再開のガイドラインとは何なのか、営業再開するために必要なコロナウイルスの対策方法について解説します。
劇場・商業施設・食事提供施設、各業種別に3種類20項目について解説しますので、違う業種だとしても参考にして、可能な対策方法は実施してみましょう。
1.営業再開のガイドラインとは
営業再開のガイドラインとは、各業種の営業再開の基本方針をを示したものになります。
コロナウイルスによる感染拡大を防ぐために各業種別に用意されています。
事業を再開を目指すためには、コロナウイルスの感染者を出さないためにも、各業種別の営業再開のガイドラインを参考にしましょう。
2.業種ごとのガイドラインを解説!
業種ごとのガイドラインの中から今回3つの業種を解説します。
違い業種だとしても、実施できそうなコロナウイルス対策は、可能な限り試してみましょう。
- 劇場等
- 商業施設
- 食事提供施設
これから事業再開を目指している方は、是非参考にしてみてください。
2-1.劇場等
劇場等の施設のガイドラインを8つ紹介します。
- 施設内
- 会場入り口
- チケット窓口等
- ロビー休憩スペース
- 会議・展示室等のスペース
- トイレ
- 飲食・物品販売施設等
- 清掃・ごみの廃棄等
これらのガイドライン項目を参考に、コロナウイルス対策をしましょう。
2-1-1.施設内
施設内では換気を十分に行い、人の触れるこの多い場所は定期的に消毒をする必要があります。
ドアノブや手すり、エレベータのボタンなどは特に気を付けましょう。
2-1-2.会場入り口
会場の入り口には消毒液を用意し、利用客が使いやすい場所に設置することも大事です。
他にも行列ができていた場合には、人と人の距離を最低1m空ける必要があります。
2-1-3.チケット窓口等
チケット窓口で遮蔽物が無い場合、ビニールカーテン等でチケット購入客と直接対面しないように工夫しましょう。
チケット窓口前に列ができている場合には、人と人の距離を最低1m空ける必要があります。
可能であれば、現金での販売だけではなく、オンライン販売なども行いましょう。
2-1-4.ロビー休憩スペース
利用者が多く集まりすぎないように、部屋を分けるか広さを確保しましょう。
対面での食事や会話等を控えるようにする必要があります。
利用後には頻繁に机や椅子等を消毒するように徹底しましょう。
換気も十分にする必要があります。
2-1-5.会議・展示室等のスペース
多くの利用者が集まりすぎないように人数制限をする必要があります。
換気、消毒を定期的に行いましょう。
2-1-6.トイレ
ハンドドライヤー等はコロナウイルス拡散の恐れがあるため利用を中止しましょう。
2-1-7.飲食・物品販売施設等
飲食する場合には、スペースが狭くならないよう座席の配置をして、他の客との距離を2m開くようにしましょう。
物品販売では人の触れる可能性の高いサンプル品等は撤去する必要があります。
利用者の数が多ければ、入場制限をしましょう。
施設の出入り口には消毒液を用意することも大事です。
2-1-8.清掃・ごみの廃棄等
清掃を行うものにはマスクと消毒を徹底させ、終了後は手洗いを行わせましょう。
2-2.商業施設
商業施設のガイドラインを6つ紹介します。
- 身体的距離の確保
- 清掃及び消毒
- 接触・飛沫感染の防止
- 徹底した換気
- 商品陳列の工夫
- 混雑の緩和
これらのガイドライン項目を参考に、コロナウイルス対策をしましょう。
2-2-1.身体的距離の確保
商業施設では、身体的距離を確保することが大事です。
確保するべき距離は、2mとなっており、最低でも1mは人との距離を空けましょう。
レジの前などは特に気を付ける必要があり、利用客が距離を空けやすくするために床には目印を用意するなど工夫しましょう。
他にもアナウンスや掲示板の張り紙等で対人距離を利用客に意識さえることも大事です。
2-2-2.清掃及び消毒
施設の出入り口に消毒液等を設置して利用客に消毒を促しましょう。
従業員にも手洗い消毒を徹底させ、施設で人が頻繁に接触する箇所にも消毒を行う必要があります。
特に買い物かごや扉の取っ手、エレベータのボタン等は気を付けましょう。
清掃する作業員には、手袋とマスクの着用を徹底させ、消毒と手洗いを毎回行わせましょう。
2-2-3.接触・飛沫感染の防止
接触・飛沫感染の防止のため、従業員は常にマスクやフェイスシールド、消毒手洗いを徹底しましょう。
レジでは飛沫を防ぐために、ビニールカーテン等で仕切りを設置するなどの対策をする必要があります。
他にも現金は直接受け取らずに、コイントレーで受け渡しをするようにしましょう。
2-2-4.徹底した換気
商業施設では、密閉空間による悪い空気を逃がすため徹底的な換気をしましょう。
2-2-5.商品陳列の工夫
商品陳列を工夫することで、利用客の混雑や接触機会を減らすことにつながります。
人の集まりやすい食品の試食や、トング等利用客の接触機会が増える販売方法は控えましょう。
パック販売や袋詰め販売などで対応可能です。
2-2-6.混雑の緩和
混雑を緩和させるためには、混雑につながる販売方法は控える必要があります。
他にも入店の際に利用客が団体にならないよう声掛けしたりしましょう
混雑時間帯を知らせたり、あらかじめ購入するものを決めてもらうようアナウンスなどして混雑の緩和へと繋げることもできます。
2-3.食事提供施設
食事提供施設のガイドラインを6つ紹介します。
- 入店時の対応
- 各席の対応
- テーブル・カウンターサービス
- 会計時の対応
- テイクアウトサービスの実施
- デリバリーサービスの実施
これらのガイドライン項目を参考に、コロナウイルス対策をしましょう。
2-3-1.入店時の対応
入店時には利用客に消毒や体温の検温を実施しましょう。
他にも食事中以外にはマスクの着用をお願いすることで、コロナウイルス感染リスクを減らせます。
店内の規模によっては入店人数に制限をかける等も検討しましょう。
2-3-2.客席の対応
各席では利用客の対面を避けるか、パーティションなど仕切りを設置しましょう。
他の団体客との距離を2m、最低でも1m距離を空ける必要もあります。
2-3-3.テーブル・カウンターサービス
テーブル・カウンターサービスでは、利用客のとのやり取りで正面に立たないようにしましょう。
テーブルの場合であれば、利用客の横に立ち、カウンターであれば斜めに立つか、ビニールカーテン等で仕切りを設置するなど工夫することができます。
食事を提供する際には、大皿は避け、小皿で小分けにするか、従業員が取り分けなどを行いましょう。
2-3-4.会計時の対応
会計では、利用客との間にビニールカーテン等で仕切りを設置しましょう。
また現金は直接受け取らず、コイントレーでの受け渡しを徹底することで、接触リスクを減らすことができます。
他にも食券が利用されているならば、券売機の消毒を定期的に行いましょう。
2-3-5.テイクアウトサービスの実施
テイクアウトサービスを実施することで、店内の混雑やコロナウイルスの感染リスの解消にも繋がります。
店内利用客とテイクアウト客の接触が起こらないように、テイクアウト販売は店外で行うなど工夫をしましょう。
2-3-6.デリバリーサービスの実施
配達員はマスクの着用を義務化し、手洗い消毒を頻繁に行うようにします。
配達員は料理には触れないよう袋などに入れ、料金が支払い済みであれば、利用客から指定された場所に料理を置くなど非接触が可能です。
3.まとめ:コロナが再発しないために各業種が万全の対策をすることが大事です
コロナウイルスが収まってきたとしても、コロナウイルスが再発しないために各業種はガイドラインを守り万全の対策をしましょう。
営業再開後もコロナウイルスの予防を続け、習慣化させることが大事になります。
今後コロナウイルス第2波、第3波に備えて、それぞれの業種に適した輿望方法を実施しましょう。